聖剣グラム
聖剣グラム(バルムンク)
聖剣グラム
・オーディンが英雄達の未来が切り開かれるように願い作成した剣
・オーディンの子孫である王ヴォルスングはワルキューレの一員であるフリューズとの間に、
シグムンドとシグニーが誕生する。
シグニーが美しい娘になると長年の敵国の王シゲイルは
シグニーを妻に娶りたいとヴォルスングに申し込む。
ヴォルスングは両家の間に平和が訪れるのなら良しとして承諾した。
・両家の結婚式の日、皆の前に汚らしいマントと帽子を被った片目の老人が現れ、
一振りの剣を幹に突き刺し、この剣を抜いた者に褒美としてこの剣グラムを託そうと言い残し去っていく。
皆が幹に集まると、剣は光り輝き人々を魅了した。一人一人挑戦するが誰も抜けず、
最後の挑戦者ヴォルスングの子シグムンドが手にすると、まるで待っていたが如く幹より軽々抜けた。
王シゲイルは結婚の祝いとして、その剣を頂きたいと言ったが、シグムンドが貴方の物になる運命であったなら、
貴方に剣は抜けたはずだ言い断る。
シゲイルはどうしても剣を手に入れたく軍隊をヴォルスング国に向け、
シグムンドとシグニーの兄弟のみを残し抹殺した。
・二人はシゲイルに復讐を誓い、ヴォルスング族の血を絶やさないように子を得る。
子シンフィヨトリが大きくなる頃復讐に成功するが、
妹シグニーは一度は夫となったシゲイルと共に死ぬべきであると燃えさかる城へと入って行き死んだ。
王となったシグムンドであったが、一人息子であるシンフィヨトリが毒のために命を落とし、
次の子を得ようとヒョディースと妻に迎える。
だが、同じくヒョディースを妻にしようと考えていたリュングビと戦わなくてはならなくなった。
・二人が戦っている時、
天界より様子を見ていたオーディンは英雄達と神々の夢を近親相姦を犯した者に託すわけにはいかないと地上におり、
聖槍グングニルで聖剣グラムを木っ端微塵にする。聖剣をオーディン自らの手により破壊した事により、神々の未来は崩れ去り、
シグムンドは敗戦した。死の直前、妻にこの剣を保管し我が子に与え、鍛え直させよ。さすれば息子は偉業を成すだろうと言い残し死した。
・後に誕生する子が聖剣グラムを手にし、竜殺しと異名を受けるシグルド( ジークフリード)である。